一から学ぶリサイクル
食品リサイクル法
食品リサイクル法は、食品の大量廃棄や食べ残しの問題に対応するために平成13年5月1日から施行された法律です。消費者に直接対象となる法律ではありませんが、「食」は私たちの身近なものですので理解しておきましょう。
食品リサイクル法の背景
食品リサイクル法の背景は大量の食品廃棄物が排出されることにあります。なぜなら食品産業から排出される食品廃棄物は、年間1100万トンに及んでいるからです。このような無駄な食品資源の浪費を抑えるために、食品廃棄物の発生を抑制し食品循環資源の有効利用を推し進めることを目指して、食品リサイクル法が施行されました。
食品リサイクル法の内容
食品リサイクル法の内容は、発生抑制、再生利用、原料の3つを柱としています。発生抑制は廃棄物の発生を抑える取り組みのことで、年間100トン以上の食品廃棄物が出る食品関連業者は特に取り組みの対象となります。再生利用とは食品廃棄物を肥料・飼料・油脂・油脂製品・メタンの原材料としてリサイクルすることです。減量とは食品廃棄物の量を減らすことを意味します。これらの3つの柱を組み合わせて、食品廃棄物を削減することを目標に食品リサイクル法は作られています。
消費者の意識も大事
食品リサイクル法は企業が食品廃棄物を削減するための法律かもしれませんが、私たち消費者も食に対する意識を変えることが大切だと思います。食品リサイクル法を有効にするためには、企業がリサイクルで作った肥料を農家などが積極的に利用したり、リサイクルで作り出した食材を消費者が購入することで、企業も積極的に食品リサイクル法に取り組む姿勢が整っていくでしょう。